COLUMN

はじめての海外新規事業展開~最初の一歩 海外展開

海外新規事業に関するお問い合わせ

FBP-フォーカス・ビジネスプロデュースでは、海外での新規事業支援も行っており、その関係で、多くの企業の皆様からさまざまなお問い合わせをいただいております。

その中には、お問い合わせに一回お答えするだけで解決できてしまう場合も比較的よくあります。その場合、次の3つのケースにほぼ集約されます。

‐ これから海外事業を検討していくにあたって、基本的な情報収集を行いたい。(1)

‐ 具体的な課題が明確であるが、その解決方法が分からない(2)

‐ 海外展開には少し早すぎる段階、あるいは明確な目的が不明瞭(3)

1.基本的な情報収集

海外進出・展開にあたって、まず行わなくてはいけない最初の一歩が、「基本情報の収集」です。現地での情報収集に先立ち、今ではインターネットを通じて、本当に多くの、場合によってはディープな情報収集が可能です。

ただし、その情報ソースが信頼できるかどうかに留意する必要があります。

その意味で、まず、海外事業を思い立ったら、最初にアクセスすべきは、「JETRO(ジェトロ)」(独立行政法人日本貿易振興機構)が運営するウェブサイトです。このサイトでは、海外事業の目的、関心のある国や地域、産業の種類などに分かれて、非常に多くのアップデートされた情報が整っています。また、ジェトロ国内外の事務所、専門家などからのアドバイスをリアルで受けることも可能です。その上、海外企業とのビジネスマッチング・プラットフォーム 「TTPP(Trade Tie-up Promotion Program)もアクティブに展開されております。JETRO(ジェトロ)は、日本における最も重要な海外事業の総合プラットフォームです。

したがって、基本情報に関するお問い合わせには、たとえば、「その情報は、すでにJETROのウェブサイトにて詳しいレポートが用意されているので、ぜひ参照してみてください」、などとお伝えしています。

2.専門サービスの活用

次に具体的な課題が明確な場合、「どうすれば解決できるか」、という例として多いのは、たとえば、海外認証(CEマーク、FDA認証取得など)に関するお問い合わせです。

このようなお問い合わせには、まずは上記JETROのサイトなどで基本情報を調べ、その上で、「国内の専門サポートサービスを探してみてください」、とお伝えしています。このような技術的に明確な課題は、すでに多くのサポートサービスが日本国内で提供されており、インターネットで簡単に検索することが可能です。

同じように、ある特定国への進出サポートサービスも、主要国であれば複数の専門サービスをインターネット検索で見つけることもできます。また、上記JETROのTTPPやその他信頼できるマッチングサイトにおいても簡単に探しだすことができます。

3.海外展開を検討する目的、段階

お問い合わせの中には、本当に海外展開が必要なのかどうか迷っておられるケース、あるいは限られた資源の中、相当に難易度が高い計画を考えておられるケースにも遭遇することがあります。

そのような場合には、お気を悪くされるだろうから申し訳ないと思いつつも、「本当に今、必要ですか」「今はその時ではないのではありませんか」と、率直にお伝えするようにしております。中には、感謝していただけることもありますので、やはりこのスタンスはこのまま継続しようと考えております。

海外展開で最初に確認するべき3つのポイント

以下、海外展開の最初期に確認するべき3つのポイントを、ご参考まで挙げておきます。

1.海外展開のための目的を明確にする

当たり前のことと思われるかもしれませんが、なぜ今、海外展開なのか、何のための海外展開なのかといった目的を明確にする必要があります。

国内でできることは十分にやりつくしてしまい、本当に国内にはチャンスはないのか。どうしても海外でなければならないのかを改めて問い直してみましょう。そのためには、まず現在の自社の状況を感覚ではなく、客観的な視点も含めて正確に把握し、そのうえで海外展開をするべき理由を明確に言葉にして、考えてみてください。

2. 自社に海外展開をするだけの基礎体力があるのかどうかを確認する

海外展開は思った以上にコスト、労力がかかります。特に経営資源が限られている中小企業の場合、中途半端に海外展開を始めてしまい、途中でコストが尽きてしまったとなれば、会社の存続を左右してしまうことにもなりかねません。

そうしたことを防ぐためにも、展開にはどれだけのコストがかかるのかしっかり情報収集、現在の基礎体力をしっかりと把握した上でシミュレーションを行うなど、長期的な視野で海外展開を進めていくことが重要です。

3. 会社として海外展開を行っていく意義を社内共有する

海外進出を行うことは、特に大きな設備投資を伴う中小の製造業において大きな賭けともいえる展開です。この賭けに勝つためには、経営者はもちろん、全社員で海外展開を行うという意義や思いを共有する必要があります。

海外での展開は国内での事業展開以上にさまざまなリスクや想定外のことが起こり得ます。そうした際に全社一丸となりことに対応できるようにするには、最初の段階から経営者自ら海外展開への意義を全社員に伝え、その思いを共有するさまざまな機会を意識してつくることが重要です

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