PROJECT

成長戦略コンサルティング 実績cace1

地方創生を担うメディア情報発信企業
―企業や人を巻き込み、新規事業がスタート―

情報技術革新や高齢化にともなう人口減少、そして相変わらず強化される東京一極集中の社会・経済構造…。近年の環境変化に取り巻かれ、日本の多くの地方経済と地方の中 小企業が、従来通りの事業や仕事のやり方では、業績を伸ばすことが本当に難しくなってきています。
同社もこのような環境下、近年は業績も横ばい状態が続いており、新たな事業のシーズ探索の必要性を強く感じておられました。幸い事業承継に関しては後継者にも恵まれ、同世代のモチベーションの高い若手社員とともにチームを組み、新規事業のプロジェクトの立ち上げを準備するタイミングで、FBPを起用いただきました。

いかに“貴重な時間を確保するか”

社長直轄の若手プロジェクトチームとともに、新しい事業の構築を最初の段階からスタート。まず一番大きな課題は、新規事業構築のための時間をいかに確保するかでした。社員数は100名未満の会社で、これから会社の中核を担う彼らにとって、一人ひとりに課された日々のタスクは決して軽いものではありません。そこで、月一回のFBPとのプロジェクトミーティングは、電話がかかってこない週末に集中して実施することとし、最初の数か月間は会社の強み・弱みを徹底的に「見える化」することから始めました。
狙いは、後にも先にも仕事の効率化です。それによって、貴重な時間を確保することでした。「強み」は、組織の“知”として全社で共有できる形に整えることで、時間の効率化につながります。また社内で気づかなかった強みも、FBPという外部の“目”から見ることで認識し直すこともできます。これは、そのまま新規事業を構想する上での最も重要なツールとなり、効率化という目的のほかにも、新規事業の構想づくりを兼ねた一石二鳥の効果をもたらすのです。

若手プロジェクトチームが地道なタスクを遂行

いっぽう弱みは、多くの日本企業がそうであるように、タテ割りの意識とそれによって引き起こされる部門間コミュニケーションの欠如が生じていることでした。改善すべき課題を洗い出し、グルーピングし、優先順位付けを行い、解決法を模索、実行する――この地道なタスクを社長と共有し、この若手プロジェクトチームは遂行していきました。
また、その間、ビジネスパーソンとして常識として知っておいてほしい知識や、広く世界を知るための視座の持ち方、新規事業の構想づくりや構築には不可欠となる情報収集の具体的なノウハウなども勉強会を実施していきました。

1000件近い幅広いネットワークを活かす

新規事業のシーズ探索も、早い段階から時間をとり、チームでディスカッションを重ねていきました。最初は、それぞれの夢に近いシーズであったものが、会社を取り巻く外部環境、会社内部のさまざまな課題にメスを入れていく作業を続けるうちに、現状の会社の“強み”に根差したテーマに変化していきました。
50年を超える歴史をもつ同社には、ふだん気づいていない大きな強みとして、顧客取引先や協力企業との1000件近い幅広いネットワークがありました。そこに、同社が保有するテクニカル面での強みと、FBPの培ってきた異業種としての強みを合体し、最初は夢であったものが、シーズになり、構想になり、そしてプロジェクト・テーマに進化していきました。FBPの起用から1年たった現在も、さらに新たな企業や人々を巻き込み、地方創生をテーマに複数の新規プロジェクトが進行中です。

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