PROJECT

日本市場参入プロデュース 実績cace3

東南アジアの花き生産者と日本の花き専門家との
コラボレーションによる日本市場参入

日本は世界最大の菊の輸入国の一つです。菊は、日本の生活の多くの場面で伝統的に使用されています。一方で、菊をはじめとする日本の花き生産者の多くは、高齢化という課題に直面しており、生産量は年々減少しています。実際、生産量はこの10年間で約30億本減少したと言われています。
通常、輸入された菊は、花き専門の商社を経由して、オークション市場に送られます。クライアント生産者は、この方法で長年日本に輸出していました。しかしクライアントは、仲介者とのコミュニケーションが少ないために、市場情報がほとんど伝わってこないという課題を抱えていました。彼らは、輸出量を増やすために、品質とサービスを改善し、「日本人の好みに合った種類の菊はどれか」について、より詳細に知りたいと考えていました。

支社開設のスキームを立ち上げ、生産者の拠点を日本に設置

クライアントからFBPに直接アプローチがあり、協議を重ねた結果、最良の方法は、日本の主要なせり市場が海外の生産者から直接輸入し、密に情報を交換することだと考えました。しかし当時、それらのオークション市場は、直接輸入をあまり推進していなかったため、現実的な選択ではありませんでした。
そこで、クライアントとFBPは、日本支社開設のスキームを立ち上げ、逆に生産者自身の拠点を日本に置くこととしました。FBPはその開設手続きだけではなく、クライアントの日本支店の運営も引き受けました。
これは通常のコンサルティング会社のサービスを超えるものでしたが、FBPのメンバーは、このプロジェクトが保守的な流通構造の変革につながる可能性を見出し、この実験的なプロジェクトに参画することとしました。すぐに支店を開設し、FBPは国際物流会社、花きマーケティングおよび技術の専門家とチームを組み、支店運営を開始しました。

国際物流会社との新たなアライアンスを構築

その結果、プロジェクトは徐々に国内の市場に知られるようになり、同時にインド、ケニア、エチオピアのバラ生産者を含む他の国際的な花き生産者にも知られるようになりました。ちなみに、この国際物流会社との新たなアライアンスの手法は、テレビ番組(「ワールドビジネスサテライト」)にも取り上げられ、「物流新時代・インド産バラ切花輸入」として紹介されました。
数年におよぶ実験的運用の後、FBPと緊密に仕事をさせていただいた大手オークション市場が、グローバルに生産者との取引の機会を拡大するため、生産者からの直接輸入を推進する方針に転換。当初クライアントと共有したベストな形が可能となり、その後、このプロジェクトはそのオークション市場に引き継がれることとなりFBPの契約も完了しました。

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