はじめての方へ– 「世界ブランド化」コンサルティング –

「日本企業の世界ブランド化」を
担うことが私自身の使命

はじめまして、FBP-フォーカス・ビジネスプロデュース代表の大石です。
このウェブサイトへお越しいただきありがとうございます。

FBP-フォーカス・ビジネスプロデュース代表大石達也

本コンサルティングは、自社および自社事業を世界に向けて情報発信し、自ら進んで世界と接点をつくることでビジネスチャンスを獲得、国内のみならず海外においても収益化を実現したい、という企業の皆様を対象としております。

これまで、国内のみならず、日本企業の海外市場展開や海外企業の日本市場参入など、国内外・双方向において、数多くのプロジェクトに参画してきました。そこで強く感じたことは、「日本は、世界でも最も参入が難しい市場だ」、ということです。この言葉は、海外企業のトップや同じく日本市場参入担当役員などからも、よく聞かれます。

一方、日本の企業にとっては、当然ながら国内市場は、水や空気のようにあたりまえなものです。ここに日本企業がなかなか気づくことができない、日本企業であることのさまざまな“強み”が隠されています。もちろん、各国の市場には、それなりの難しさがあり、参入障壁は必ずあるものです。そのことは、私自身も、東アジア、東南アジア、インド、さらには豪州、中東、欧州、米国など世界中の市場や企業との長年にわたる、現地企業運営やプロジェクト経験から身に沁みてよくわかっています。

フォーカス・ビジネスプロデュース

世界市場において収益を上げることは、思っているほど困難なことではない

それでも、「やはり、日本市場は本当に難しい」、というのが素直な感想です。
このように、世界でもトップレベルで難しい市場で、長年実績を残し、成長を続けてきた“真に強い”日本企業であれば、“正しいプロセス”に則って、 “正しい試行錯誤”を速く繰り返すことにより、世界市場において収益を上げることは、思っているほど困難なことではない、というのが経験から得られた結論です。

“正しいプロセス”の第一歩は、自社と自社事業を「世界」というフィルターを通して、見つめ直し、再定義すること。これは、そのまま自社のブランド化に通じます。さらに、国内市場において、あえて“強み”とは認識できなかった部分にも焦点をあてることです。

多くの海外企業と仕事をしてきて、もう一つ思うことは、彼らには最初から隣国の市場や、域内市場、さらには文字通り“海外”市場をも視野に入れてビジネス展開を行う、という思考回路が普通に備わっていることです。たとえば、欧州の小国にある企業にとっては、自国内だけでは市場の規模が小さすぎます。このため、必然的に外へ向かうことになります。一方、日本は世界第3位の経済規模があり、従来はあまり外のことを考えなくても十分に成長することができました。ただ、ここに来て、日本市場も縮小に向かうことが鮮明になり、危機の時代を迎えつつあります。そして、今、それら欧州企業のように、日本企業もグローバル思考様式への転換が求められています。

単純な“グローバリゼーション”がすでに通用しない時代になった

フォーカス・ビジネスプロデュース

世界は、今、従来のような単純な“グローバリゼーション”がすでに通用しない時代になってきています。気候変動問題への待ったなしの対応が求められる一方、地政学的に安全保障のあり方が根本的に問われ、そして世界規模でのパンデミックの流行という、複合的な危機の時代を迎えています。さらに、それらの危機は、貿易において世界的な物流の混乱を引き起こし、サプライチェーン再構成の必要が叫ばれ、そして何よりも世界中の人々の価値観や行動スタイルに不可逆的に大きな影響を与えています。

まさに歴史の大きな転換点に立っていることを実感させられますが、このような状況は歴史に何度も表れており、人類はその都度それらの危機を乗り越えてきました。日本の歴史においてもしかりです。戦後の日本と日本企業の躍進が、そのことを力強く物語っています。

このような背景からも、逆にこのような背景を抱えているからこそ、縮小する国内市場という危機を抱えている日本企業においては、今、グローバル思考様式への転換はまったなしの状況となってきています。今、世界に向けて扉を大きく開けていくことで、より柔軟にこの危機を乗り越えるチャンスにアクセスできるのです。

国内外・双方向の立場からビジネス経験を積んできたユニークな経歴を活かし

フォーカス・ビジネスプロデュース

グローバル思考様式への転換は、実は日本企業にとってまったく未知な挑戦というわけではありません。戦後復興・経済成長期、最初から世界を視野に入れて成長した企業にソニーやホンダがあることはよく知られています。さらに戦前までさかのぼると、当時、「スエズ運河を通る10隻に1隻は“鈴木商店”のチャーター船」といわれたあの大商社も思い出されます。このように、私たち日本企業の中にも、世界を目指すDNAは受け継がれているはずです。

今あらためて、このグローバル思考様式を取り戻すには、「“正しいプロセス”に則って、 “正しい試行錯誤”を速く繰り返す」ための仕組み、を自社内につくりあげることが必須です。日本企業での経験はもちろん、長年にわたり世界中の企業と、国内外・双方向の立場からビジネス経験を積んできたユニークな経歴から、日本企業に求められている思考様式の転換、すなわち「日本企業の世界ブランド化」を担うことが私自身の使命であると信じ、このコンサルティングを日々実践しております。

大石達也
FBP-フォーカス・ビジネスプロデュース代表